耐震補強

大きな地震がいつ来るかは誰にも予想することができません。いつ大きな地震が来てもいいように日頃から防災グッズを準備するのはもちろんですが、大切なお住まいを地震から守るためにもお住まいの耐震性にも注意を向けてください。
既存のお住まいの耐震性を向上させるには耐震補強工事が効果的です。

これまでの数十年の間に大きな地震は何回も起こり、その度に地域に大きな被害をもたらしました。
特に阪神・淡路大震災では、十分な耐震基準を満たしていない家がほとんどだったために多くの建物が倒壊しました。
こうした経験から2000年に法改正が行われ、新築に限って地盤調査や耐震基準が明確化されています。

一方で2000年以前に建てられた建物の中には十分な耐震性能を持たない建物がまだ多く存在します。
まずはお住まいの建物がどれだけの耐震性を持つのかを耐震診断で調べてみましょう。

耐震診断のポイント

耐震性は地盤の状態・建物の形状・建設時期・壁の4種類の要素を総合的に判断します。

■地盤

建物の揺れ方は地盤の状態によって大きく変わります。
ボーリング調査を行うことで詳しい地層の構造を知ることができます。

■形状

正方形や長方形といったシンプルな形をした建物ほど地震に強いと言われています。
一方でコの字型やL字型のように複雑な形の建物は歪みやねじれが生じやすく被害が大きくなる傾向にあります。

■建設時期

2000年以降に建てられた建物は耐震性の確保が明確に定められているため倒壊の危険性は少ないです。
1981年6月以前の旧耐震基準で建てられた建物は十分な耐震性を持たないため注意が必要です。

■壁

壁の厚さ以外にも耐震用の金具や筋交い、構造用の合板が壁に設置されていれば耐震性は高くなります。

主な耐震補強

耐震診断で十分な耐震性がないと判断された場合、耐震性の不足している箇所に対して行う補強工事をご提案いたします。

■基礎の補強

基礎に鉄筋が入っていない場合は鉄筋コンクリートと一体化させる工事を行います。
また、ひび割れが入っている箇所があれば、同時に修繕を行います。

■腐朽箇所の修繕

建物の土台や柱など、構造部分が傷んでいる場合は土台を取り替えたり、柱の根継ぎといった修繕工事を行います。
その際、耐震用金具を設置したり、防腐・防蟻処理をほどこします。

■壁の補強

建物の壁が横からの力に弱い場合には筋交いや補強用の合板を取り付けて補強します。

■屋根の軽量化

屋根が重いとそれだけで倒壊の危険があります。
重量のある日本瓦が使われている場合には、軽量の屋根材に変えるだけで耐震性は大きく向上します。

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